初めてマンション購入をする方の中には、契約に関して不安な方がいらっしゃるかもしれません。
契約の流れや注意点を事前に知っておくことで、安心して購入プロセスに進めます。
今回は、購入への不安を解消するために、マンション購入時の契約プロセスと契約時の注意点をご紹介します。
□マンション購入の流れとは?
マンション購入の流れは複雑であるため、基本的なステップを理解して、おおよその流れを把握しましょう。
1:申し込み手続き
まず、希望する物件に購入の申し込みをします。
申込みでは、住宅ローンの利用や支払い方法、売主に対する要望などを申込書に記入します。
記入した申込書は、不動産会社が売主との契約条件の調整に使用されます。
2:住宅ローンの事前審査
契約後に住宅ローンが利用できないリスクを避けるため、不動産会社は銀行にローン融資ができるかどうかを確認します。
これを事前審査といいます。
3:重要事項説明
契約前には、物件の権利状況、面積、契約キャンセル時の規定など重要事項の説明があります。
不明点があれば、この段階で確認しましょう。
4:売買契約
重要事項を理解した上で、売買契約を結びます。
契約書には、権利関係や義務などが記載されているため、よく読むことが大切です。
署名と捺印をして、手付金を支払えば、契約は完了です。
□契約に関する注意点をご紹介!
契約時にはいくつかの重要なポイントがあります。
特に注意すべき点を見ていきましょう。
1:建物の面積や構造・権利の確認
契約書や重要事項説明書で、建物の面積や構造、権利関係を確認してください。
床面積が実際より小さかったり、権利関係に問題があったりするケースがあります。
2:ペットの飼育可否
ペットを飼う場合は、重要事項説明で飼育可能かどうかを確認することも重要です。
3:駐車場・駐輪場の利用権
駐輪場や駐車場の利用権があるかどうかも確認しましょう。
特に大型車を所有している場合は、サイズの確認も忘れずにしてください。
4:フローリングへのリフォーム可否
フローリングへのリフォームを希望する場合は、物件のリフォーム・リノベーションの規定を確認することが必要です。
カーペット敷きの物件では、フローリングへの変更が制限されている場合もあるため、しっかりと確認することをおすすめします。
5:ルーフバルコニーや専用庭の利用規約
ルーフバルコニーや専用庭が付いている物件では、使用料や利用に関するルールが設定されていることが多いです。
設備の利用に関しては、事前に確認をして、後に不都合が生じないように注意しましょう。
□まとめ
マンション購入時の契約プロセスは、申し込みから売買契約までさまざまなステップを踏みます。
各ステップでの重要なポイントや注意点を理解し、購入時の不安を解消することが重要です。
また、契約時のチェック項目をしっかり把握し、後悔のない購入を目指しましょう。