不動産を購入する際には、物件を探す前に資金計画を立てる必要があります。
不動産を購入する際に資金計画を怠ってしまうと、購入を後悔してしまうかもしれません。
今回は、不動産購入における資金計画とは何かについて解説します。
これから家を建てたい方はぜひ参考にしてください。
□不動産購入における資金計画とは?
不動産購入における資金計画とは、単に不動産の購入予算を決めることではありません。
今の収入とこれからの収入を見据え、これからの不動産以外支出も見極め、支払い計画と返済の計画を立てるプロセスです。
資金計画はライフプランと密接に関連しています。
例えば、子育て期には教育費が必要になるため、住宅購入以外にも支出があります。
資金計画をしっかり立てないと、住宅ローンが払えなくなる可能性もあるのです。
資金計画とよく混同されがちなのが「資金計算」です。
資金計算とは、住宅購入にかかる総資金を計算することを指しており、物件価格だけでなく、諸費用や将来の修繕管理費まで含めたトータルコストの予測のことをいいます。
資金計画は資金計算を基に、実際に支払いをどのように行うかを決定することなのです。
□資金計画を立てる方法
不動産購入では、思いがけない費用が発生することもあります。
無理のない資金計画を立てましょう。
資金計画を立てる方法は、3つのステップに分けられます。
1.自己資金を把握する
自己資金を正確に把握することから始めます。
不動産を購入する際に、ローンに回す金額をどれくらいにするのかを考え、頭金をいくら用意するのかを決めます。
景気の変化や病気などで、収入が減る可能性も考えて、半年から1年分くらいの生活費は貯蓄として残しておきましょう。
無理に頭金を捻出する必要はありません。
2.総費用を把握する
希望する不動産にかかる総費用を把握します。
不動産を購入する際にかかる費用は、土地代と建築費だけではありません。
付帯工事費や諸費用を見落とさないようにしましょう。
諸費用は現金で支払う場合が多いことに気を付けてください。
3.建築費以外の費用を把握する
引っ越し代や家具の新調、税金や手数料など、予想外の出費が生じないように、あらかじめ全体の資金計画に組み込んでおくことが大切です。
予算オーバーにならないように、余裕のある資金計画を立てましょう。
□まとめ
不動産購入における資金計画とは、これからの収入と支出を把握し、不動産の購入予算を決め、支払計画と返済計画を立てることです。
資金計画は、不動産を購入する際に予算オーバーになったり、予想外の出費が生じてローンが払えなくなったりすることを防ぐために大切です。
不動産購入における資金計画に不安を感じる方は、お気軽に当社にご相談ください。